| オスカー・ヒューゲンスは信州ツキノワグマ研究会を創立した3人のメンバーのうちの一人です。フランスの農場で生まれ育ったオランダ人で、1985年20歳の時にアメリカに渡り、モンタナ州とワイオミング州で計6年間滞在しました。ロッキー山脈の麓にあるこの二つの州は、両方合わせると日本の約2倍の広さがありますが、わずか150万人しか住んでいません。広大な自然に圧倒されることでしょう。このモンタナ州とワイオミング州滞在中、オスカーはアメリカ国内で最大の牧場で、カウボーイとして働きました。又ある時はイエロー・ストーン国立公園から北に2キロ先にあるロッキー山脈で、羊飼いとしても働きました。その時の重要な任務の一つとして、アメリカ黒クマやグリズリーから1500もの羊を守るというものがありました。多くの経験を積んだ後、モンタナ州立大学に入学し、優秀な成績で農業に関する経済学を修めました。その後来日。長野県松本市に移り住み、そこで英語とフランス語を教えました。1995年に同市にある信州大学大学院に入学し、林氏・泉山氏と共に信州ツキノワグマ研究会を発足させました。オスカーは生態学及びアジアにおけるクマの保護・管理を専門とし、2001年同大学より博士号を得ました。

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